3兄弟パパのリアル体験記

ランドセルを背負って通学路を歩く3兄弟と、心配そうにスマホで位置を確認する両親のイラスト
体験談・比較

「お父さんに電話したのは、お母さんに繋がらないからです」|3兄弟父が6年GPSを持たせ続けている理由

あの日の電話を、今でも覚えています。

長男が幼稚園の年長だった、ある日の午後。
仕事中の私の携帯が鳴りました。

「お父さんに電話したのは、お母さんの携帯に繋がらないからです。
長男さんの意識が低下しているため、救急搬送します。
いまからすぐに来れますか?」

幼稚園の先生から、矢継ぎ早に説明が続きました。
心臓がバクバクして、頭の中が真っ白になったのを、今でも覚えています。

「わかりました。病院が決まったら、連絡ください。
妻にも、私から連絡を入れます」

そう答えて、上司に事情を話し、すぐに退勤しました。
家路を急ぐ間に、妻から連絡が入りました。
「先に病院に向かう」と。

病院に着いたとき、長男は、すやすや寝ていました。
状態は回復していて、今のところ問題はなさそうとのこと。
診断は「てんかん発作の疑い」、または「熱中症の可能性」。
念のため1泊だけ入院して、翌朝には何事もなく退院しました。

長男は、その日から、今までと同じように幼稚園に通うことができました。
(今も、特に発作の再発はありません。元気に小学校に通っています。)

でも、あの日の電話は、私の頭の片隅にずっと残ったままでした。

1. 家から小学校まで、子どもの足で1時間弱

長男の小学校入学を控えたとき、私はもう一度、あの日の電話を思い出していました。

我が家から小学校までの距離は、けっこう遠いです。
車なら数分ですが、子どもの足だと1時間弱かかります。

分団登校・学年帰宅というルールがあるのは知っていました。
でも、それでも──子どもしかいない時間が、必ず生まれます。

「もし、あの日のような体調変化が、子どもしかいない時間に起きたら?」

その不安が、頭から消えませんでした。
妻と相談して、長男の入学に合わせて子ども用のGPS端末を持たせることにしました。

2. 当時のGPSは月数百円|キャンペーンで始めた

6年前、長男の小学校入学のタイミングで、私たちが選んだのは、当時キャンペーン中で月額数百円から使えた見守りGPSでした。

(今は、機種の名前が少し変わっています。ご家庭で「何を選ぶか」については、後半でしっかり比較するので、いったん「6年前から使っているGPS」とだけ書かせてください。)

初めて使ったときの感想は、ひとことで言うと──とにかく安心感がありました

朝、学校に向かっているのが見える

朝、子どもが家を出ると、アプリに位置情報が現れます。
ちゃんと学校に向かう道を歩いているのが、地図で動いていく。
そして「学校に着いた」という通知が来る。

たったそれだけのことなのに、親としては 「ああ、無事に着いた」 と心からホッとできる。
これが、一番大きな価値でした。

妻が「料理のタイミング」を計れる

下校のときは、特に妻が便利だと言っています。

学校が終わる時間は時間割で分かりますが、「実際に学校を出た時間」が分かるのは、GPSがあるからこそ。
そこから、家に着くまでの時間が計算できるので、おやつの準備や、夕食の支度のタイミングがバッチリ合います。

「あ、もう学校出たね。おやつ用意しとこ」
「今〇〇のあたりにいるから、あと10分くらいかな」

こんな会話が、毎日普通にできるようになりました。
家で迎える側にとって、この「あと何分」が読めることは、本当に大きい価値です。

3. 何も起きなかった、6年間

正直に言います。
あの日の幼稚園の電話以来、長男には、特に大きなトラブルはありませんでした。

てんかん発作のような意識低下は、再発していません。
登下校で困ったことがあったときは、近所のお友達のお母さんに助けてもらったり、自分でなんとか対処してきました。

「あれ、GPSいらなかったんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

でも私は逆だと思っています。
「何も起きなかった毎日」こそが、いちばんの価値だったと。

あの日の電話のような瞬間が、もう一度来るかもしれない。
来ないかもしれない。
でも、来たときに、すぐに動ける準備があるかないかで、親の落ち着き方は全然違います。

月数百円で「何も起きなかった毎日」を6年買ってきた、と思っています。

4. 兄弟2人で1台を回す、今の困りごと

長男が高学年になってから、状況が変わってきました。

次男が小学校に上がる頃には、長男はGPSを持って学校に行く必要がほぼなくなりました。
かわりに、下校後の次男にGPSを持たせる運用に切り替えました。

次男は、長男と違ってとにかく友達が多い。
帰ってきた瞬間にランドセルを置いて、すぐに外に飛び出していきます。
「どこに行くの?」と聞いても、「公園!」とだけ言って、もう走り出している。

次男の 行き先が読めない ので、GPSは必須でした。

① 公園で、ポケットから落とした次男

あるとき、アプリの位置情報が、次男の動きと違うところで止まっていました。
「あれ、おかしいな」と思って探しに行くと──。

公園の木の陰に、GPS端末が転がっていました。
次男がポケットに入れて遊んでいて、走ったときに落としたようです。

幸い、すぐに見つかりました。
でも、子どもの服のポケットに入れるのは危ない、と学びました。
ランドセルや、移動先のバッグに、しっかりホルダーで固定するのが正解です。

② 次男1年生の夜|門限を過ぎても帰ってこない

次男が1年生になった頃のこと。

門限の時間が過ぎても、次男が帰ってきませんでした。
あたりが、だんだん暗くなっていきます。

GPSのアプリを見ると、家の近くを示してはいるけれど、正確にどの家にいるかまでは分かりません
近所のお友達の家にいるのだろうとは思いました。

でも、私には大きなハードルがありました。
そのお友達のご家庭と、私は面識がなかったのです。

急にインターホンを鳴らして「うちの子、お邪魔してませんか?」と聞く勇気は、正直、ありませんでした。
(保護者の集まりに毎回顔を出せていない父親、というのは、けっこう肩身が狭いものです。)

暗くなる中、私は、近所をぐるぐる歩き回りました。
探している様子がそれとなく分かるように」、わざと目立つように歩いて。
誰か気づいてくれたら、声をかけてくれるかもしれない、と。

結局、次男は、あっけらかんとした顔で帰ってきました。

「友達の家でゲームしてた」

──そりゃそうだろうな、と思いつつ、本気で心配した時間が、ちょっとだけ報われない夜でした。

このとき思ったのです。
GPSがあっても、解決しないことがある、と。
建物の中まではピンポイントで分からないし、子どもからの連絡がないと、親はずっと不安なまま待つしかない。

5. 6年使ってわかった、今のGPSの3つの不満

「何も起きなかった毎日」を作ってくれたGPSには、心から感謝しています。
でも、6年も使っていると、気になってくるところも出てきました。

① 充電が1週間もたない

これが、地味にいちばんつらい。

家に帰ってきてランドセルから出して、専用ケーブルにつなげる──というルーティンが、毎週末発生します。
忘れてしまった月曜の朝、「ピピッ」という低電池アラートで気づくこともよくあります。

「何もなかった日々」が続くと、親も子も、つい充電を忘れる。
そして、忘れた日に限って、肝心な瞬間に切れる。

② たまに、更新が遅い・違う場所を表示する

これは妻もよく言っています。

妻は、もう「このGPSの誤差のクセ」を理解して使えるようになってきましたが、
本当に何かあったときの精度」としては、ちょっと心配が残ります。

③ 子どもからの発信ができない

これが、一番大きい不満かもしれません。

親から子の位置は分かる。
でも、子が親に 「体調が悪い」「ケガした」「忘れ物した」 と伝える手段が、このGPSにはない。

もしあの日の幼稚園の電話のような出来事が、登下校中に起きたら?
子どもが自分で「気分が悪い」と発信できる手段が、ほしいなと思うようになりました。

6. 来年、末っ子も小学校に上がります

三男の入学が、来年に迫ってきました。

三男は早生まれで、体も小さいです。
ランドセルを背負って、長距離の通学路を毎日歩けるか──正直、不安があります。

長男・次男が同じ小学校に通っていたとき、何度も「こんな小さな身体で、ランドセル背負って1時間弱歩いてくるのか」と思った道です。
三男は、その2人よりさらに小柄。

もちろん、分団のお兄さん・お姉さんが一緒です。
それでも、何か体調の変化があったとき、自分から助けを呼べるようにしておきたい。

つまり──もう1台、GPSが必要になりました。

長男・次男で1台を共有する今でも、ときどき「両方持たせたい日」があります。
三男の入学で、3兄弟全員に GPSが必要となると、運用がパンクします。

そこで、私は今、次に持たせるGPSを比較中です。

7. 比較中|現GPSの継続 vs あんしんウォッチャーLE

子ども用GPSは、ここ数年で機種がどんどん増えました。
私が今、真剣に比較しているのが 「あんしんウォッチャーLE」(KDDI運営)です。

あくまで「これにしようと思っている」段階で、まだ完全には決めていません。
ここでは、6年使ってきた今のGPSと、あんしんウォッチャーLEの、私が感じている違いを正直に書きます。

項目今のGPS(6年使用)あんしんウォッチャーLE
月額数百円台539円
※2台目以降は永年無料
電池持ち1週間程度最長2ヶ月
精度たまに誤差・更新遅延衛星5機種受信で誤差小
子からの発信なしなし
運営民間サービスKDDIグループ
兄弟複数持ち2台目も同額2台目以降の月額0円

あんしんウォッチャーLEに惹かれている3つの理由

① 2台目以降の月額が永年無料

これが、3兄弟父にとっては、いちばん大きい。
1アカウントで2台目以降の月額がずっと無料なので、「3兄弟みんなにGPSを持たせる」が現実的になります。

② 電池が最長2ヶ月持つ

今のGPSの「充電1週間問題」が、これで一気に解決します。
2ヶ月に1度の充電なら、忘れることはほぼないはず。

③ 衛星5機種受信で精度が高い

みちびき(日本の衛星)を含む5つの衛星に対応していて、誤差が数メートル以内という検証結果が、レビュー記事で多く紹介されています。
今のGPSの「更新が遅い・違う場所を表示する」問題が改善されるかもしれません。

切り替えるか、続けるか、で考えたこと

もちろん、6年使ってきた今のGPSにも、愛着はあります。
妻が「位置情報の誤差のクセ」を理解して、もう普通に使いこなせている。
新しい機種に切り替えると、家族全員が「使い方の慣れ」をリセットすることになる。

でも、これから来年の三男入学を迎えて、3兄弟分の見守りを考えたとき。
私の結論は、こうなりました。

8. 私の結論|現GPSを解約して、あんしんウォッチャーLE 2台体制に

これが、いま私の中で固まりつつある方向性です。

3兄弟で2台。
3兄弟が同時に別々の場所に行く日は、現実にはそう多くないので、2台あれば回せます。
(長男はもうGPS無しでも問題ない年齢に近づいてきました。)

解約に踏み切る理由

① 月額は、ほぼ変わらないか、むしろ下がる
今は1台で数百円。あんしんウォッチャーLEは1台目540円+2台目0円なので、ほぼ同じ月額で 2台体制 が手に入る。これが一番大きい。

② 充電1週間問題を、2ヶ月持ちで解決したい
6年間「充電忘れ」と戦ってきましたが、もう疲れました。
2ヶ月持つなら、ほぼ気にしなくていい生活になります。

③ 三男の入学で「2台運用」が現実的に必要
今のGPSのままで、もう1台買い足す選択もありました。
でも、それなら最初から2台運用を前提に設計されたあんしんウォッチャーに揃えた方が、月額もシンプルです。

④ 精度の不安を、そろそろ卒業したい
妻も私も、6年「だいたい合ってる」で乗り切ってきました。
でも、三男は早生まれで小柄。本当に「いざ」というときの精度を、上げておきたい気持ちが強くなっています。

もちろん、今のGPSにも感謝

6年間、「何も起きなかった毎日」を作ってくれた今のGPSには、本当に感謝しています。
解約するのは、嫌になったからではなく、家族のフェーズが変わったからです。
新しい1年に、新しい体制で挑む──ただそれだけ。

3兄弟父が次に選ぶ「あんしんウォッチャーLE」

2台目以降の月額が永年無料になる、KDDIグループ運営の見守りGPS。
電池が最長2ヶ月持ち、衛星5機種受信で精度も高い。兄弟が複数いる家庭にとっては、1台目の料金だけで2台運用ができる、すごくありがたい1台です。

我が家は、三男の小学校入学に合わせて、2台体制でスタートする予定です。

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9. こんなご家庭にも、GPSをおすすめしたい

6年間、GPSを持たせ続けてきた私が思う「GPSが本当に役立つご家庭」は、こんな方々です。

GPSは、過保護ではないと、私は6年使ってきて思います。

子どもを四六時中監視するためのものじゃありません。
何も起きなかった毎日」を、親が安心して見守るための、薄い保険みたいなものです。

そして、もし「何か」があったとき。
親がすぐに動けるかどうかで、子どもの安全は大きく変わります。

まとめ|「何も起きなかった毎日」のために

長男が幼稚園の年長だった、あの日の電話。
あれから6年。

長男は、元気に小学校に通っています。
次男は、相変わらず友達と遊び回っています。
そして来年、三男も、小学校に上がります。

「お父さんに電話したのは、お母さんに繋がらないからです」
あの言葉を、もう聞きたくない。
でも、もう一度言われたときに、すぐに動けるようにしておきたい。

その2つの気持ちが、6年間、我が家のGPSを支えてきました。

子どもGPSを検討しているご家庭が、この記事で少しでも判断材料を得られたら、私はとても嬉しいです。
(最後まで読んでくれて、ありがとうございました。)