発語が遅かった我が子の成長ブログ
パパが綴る、言葉がゆっくりな子の記録
「うちの子、ちょっと遅いかも…」
発語、文字の読み書き、歩行、お箸の使い方。
子育て中、何度この不安を感じるでしょうか。
私も長男のとき、夜中にスマホで「2歳 話さない」「3歳 発語なし」と検索ばかりしていました。
でも、3人の息子を育てた今、当時の自分にどうしても伝えたいことがあります。
子どもの成長スピードは、
親の接し方だけで決まるものではありません。
これは、3兄弟を育てて初めて実感したことです。
長男・次男・三男に対して、私と妻はできるだけ同じように接してきたつもりでした。
同じように声をかけ、同じように絵本を読み、同じように外に連れ出しました。
それなのに、3人の発語のタイミングも、文字への興味も、歩き始めも、本当にバラバラでした。
長男は3歳まで「ママ」も「パパ」も話さない子でした。
次男はマイペースで、自分の好きなものに没頭する子でした。
三男は手先が早く、幼稚園の頃から複雑なブロックを作っていました。
同じ親、同じ家、似た接し方。
それでも、こんなに違う。
つまり、子の成長スピードは「親の頑張り」が全てではないということ。
それぞれの子に、それぞれの「特性」があるんです。
育児書やSNSを見ると、つい比較してしまいます。
すごい、と思いつつ、自分の子と比べて落ち込む。
私もそうでした。
でも、ここは断言できます。
発語・文字の読み書き・歩行のような初期の成長は、ほとんどの子が小学校入学までには追いついていく。
私の周りでも、実感としてそうでした。
長男は、3歳までほとんど話しませんでした。
それが今、小学校で「音読チャンピオン」と呼ばれるくらい、よく話す子に育っています。
▶ 詳しい話は 3歳で発語がなかった息子が、小学生で音読チャンピオンになるまで に書いています。
「早い・遅い」は、その子のスタートのリズムでしかありません。
ゴールに着く時期は、思っているほど大きくは変わらないことが多いんです。
長男の発語が遅かったとき、私たちは焦って色んなことを試しました。
めばえ教室、市の言葉の教室、絵本の読み聞かせ、教材…
▶ どれを続けて、どれが効いたのか — 夫婦最大の喧嘩を乗り越えて見つけた「続けてよかった3つ」 に正直に書きました。
振り返って思うのは、こういうことです。
親にできることは、思ったより少ない。
でも、できることを毎日続けることには意味がある。
急に発語させる魔法はありません。
特別な教材を買えば一気に進む、ということもありません。
それでも、毎日の語りかけ・遊び・スキンシップを続けていれば、その子のペースで何かが育っていく。
それは確かなことだと、3人を育てた今、強く思います。
親に一番できることは、たぶん「愛情を伝えること」です。
「あなたのことが大好きだよ」
「失敗しても大丈夫だよ」
「今のままで十分すごいよ」
そう繰り返し伝えること。
特別な技術じゃなくて、ふつうの日々の中で。
そうやって伝わった愛情は、子の中で「自信」になります。
そして、自信さえあれば、子どもは自分でなんとか育っていく力を持っています。
長男も、次男も、三男も、それぞれの強さで、それぞれのペースで育っています。
親が全部コントロールしようとしなくても、大丈夫だったんです。
「比べないで、その子のペースで」とよく言われます。
でも、実際にはどうしても比べてしまいますよね。
だから私は、こう思うようにしています。
比べてもいい。
ただ、「焦らない」。
その子は、その子のリズムで育っていく。
同じ年齢の子と比べない。
兄弟同士で比べない。
そう思おうとしても、難しい時があります。
そんなときは、「比べない」じゃなく、「焦らない」だけでいい。
子どもの成長を、信じる。
できることを、続ける。
あとは、見守る。
ここまで「気にしすぎないで」と書いてきましたが、強い不安があるときは、迷わず専門機関に相談してほしいと思います。
私たちもそうでした。
めばえ教室、市の言葉の教室、健診後の発達相談。
動いてみて初めて、見えてきたものがたくさんあります。
「相談する」ことは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、早めに動いた家庭ほど、親自身が落ち着くタイミングが早かった気がします。
もう一度、当時の自分に伝えるとしたら、こう言いたいです。