パパが綴る、言葉がゆっくりな子の記録

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体験談

兄弟でこんなに違うの?トイレトレーニング奮闘記|めばえ教室で成功した長男としまじろうにはまった次男の話

トイレトレーニング、うまくいってますか?「なかなか進まない」「どうしたらいいのかわからない」と悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。うちも三兄弟それぞれ、本当に苦労しました。今回は長男と次男、それぞれの話を書いてみたいと思います。

長男の場合:めばえ教室の集団生活がきっかけに

このブログでも何度か書いてきましたが、長男は言葉が遅く、言葉の教室(めばえ)に通っていました。そこでは言葉の練習だけでなく、体操など体を使った訓練も行っていて、長男にとって初めての「集団行動」の場でした。

その教室で、他の子どもたちと一緒にトイレに並んで行く習慣がついたことが、長男のトイレトレーニングに大きく影響しました。「みんながやっているから、自分もやる」という感覚が芽生えたのだと思います。同じ年の子どもと比べても早いうちにトイレに行けるようになり、正直なところ親としてはあっけなく感じたくらいでした。

言葉が遅かった長男が、集団の力でトイレを覚えた。子どもの学びって、友だちの存在が思った以上に大きいんだと実感した出来事でした。

次男の場合:「嫌なことは嫌」の壁が高かった

長男の経験があったので、次男のトイレトレーニングも同じようにできるかなと思っていたのですが、これが全然違いました。

次男は長男と性格がまったく違う子どもで、基本的に「いやいや」を全力で言う子でした。長男が言葉に苦労していたのとは対照的に、次男は1歳ごろから発語が始まり、「いや〜!」とはっきり意思表示できる子どもだったのです。それはそれでよかったのですが、トイレトレーニングに関しては完全に裏目に出ました。

お兄ちゃんが見本を見せても、おまるをトイレの前に置いても、まったく座ろうとしない。「嫌なことは嫌」という信念が強すぎて、こちらの働きかけがほとんど通じないのです。おむつの中にすることが続き、幼稚園入園が近づいてくるにつれて親の焦りも高まっていきました。

「幼稚園でほかの子を見たら変わるかな…でもそこでも嫌って言ったら?」

正直そんな心配が頭を離れませんでした。長男のときは集団の力が効いたけれど、次男はそれでも「いや」と言い続けるんじゃないか、と。

次男を動かしたのは「トイレッシャー」だった

そんなとき、次男の心にヒットしたのが、しまじろうのトイレッシャートレーニングでした。

「トイレちゃん、とーい、とーい、トーレッシャー!」という歌、聞いたことがある親御さんも多いのではないでしょうか。まずは絵本で遊んで、それからトイレッシャーの歌を歌いながら、「出たらこれを押せるよ〜」という流れに、次男がぐっと食いついたのです。

あれだけ頑なだった次男が、キャラクターと歌という「楽しさ」をきっかけにして、すんなりトイレに座るようになりました。幼稚園に入る直前に、なんとか間に合いました。

親の言葉も、お兄ちゃんの背中も届かなかったのに、しまじろうには届いた。

子どもって、こちらが思う以上にキャラクターや歌の力に動かされることがあるんだなと、あのときしみじみ感じました。

顔は似てるのに、中身は別人

散歩のときに近所のママさんから「顔そっくりだね〜」と言われることがよくありました。でも幼稚園の先生からは「兄弟で性格が全然違いますね」と驚かれることも。そうなんです、顔は似てるのに中身は別人なんです。

同じ親から生まれて、同じ家で育っているのに、響くものがこんなにも違う。親の言うことも、同じことを言っても届くときと届かないときがある。次男を育てる中で、「その子の性格に合わせた働きかけが大事なんだな」と、子どもに教えてもらいました。

5歳になるころには、結局みんな追いついた

5歳になったころには、言葉もトイレも運動も、兄弟揃ってひと通りのことができるようになっていました。

親が頑張ることは大事です。でも、できるようになる順番や時期は、ある程度その子が生まれ持ったものでもある。働きかけてうまくいかなくても、親としてできることを続けていく。それが子育てなんだなと、三人を育てる中で学んできました。

一人目のときは悩みに悩んで考えに考えたことが、三人目を見ていると「悩みすぎだったな」と思えるようになりました。当時の自分には、そう思える余裕がなかったのも仕方ないことですが。

まとめ

同じように悩んでいる親御さんの、何かのヒントになれば嬉しいです。